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切れ・こすれ・やけど対策
切れ・こすれ・やけど災害の対策

リスクアセスメントと個人用保護具

切れ・こすれ・やけど災害の低減をはかるべく、まずはリスクアセスメントの結果に基づく作業環境の改善や作業者の意識改革が必要ですが、対策には一定の時間・コストを要する場合も多く、更なるリスク低減対策として、個人用保護具の使用も重要です。

リスクアセスメント

事業者は、リスクアセスメント及びその結果に基づく措置の実施に取り組むことが努力義務とされています。
(労働安全衛生法第28条の2)

【1】 あらゆる危険性又は有害性を洗い出し、特定する
【2】 リスクの見積
【3】 優先度を設定した上で、リスク低減措置を検討
【4】 リスク低減措置(下記)の実施と結果の記録

参考資料:厚生労働省 職場のあんぜんサイト「リスクアセスメントの措置と優先順位」

切断・切創対策に適した保護具について

労働安全衛生規則第130条の3、4より(抜粋)

機械に原材料を送給、機械から原材料を取り出す場合において、労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、機械の運転を停止し、又は労働者に用具等を使用させなければならない。
※用具等の「等」には、手動で送給する装置で可動部分との接触を確実に防止できるもの、両手操作式制御装置及び金属製又は特殊な化学繊維の保護手袋が含まれる。
(平成25年4月12日付 基発0412第13号)

保護手袋の例

やけど対策に適した保護具について

熱湯など高温物の運搬など取り扱いの際は、十分な注意をはらい、必要に応じて長靴、エプロン、耐熱保護手袋などの保護具を着用しましょう。

保護手袋の例